4th ALUBM 「Atomic Heart」感想
明日はいよいよ『フェイク』をフラゲできる日です。でも明日は仕事が遅くなるかもしれん・・・。昼休み抜け出すかな。
さて、そんなことはさておき、ようやく4枚目。僕が初めて買ったミスチルのCDでもあります。今日、届いていたJCBのゴールド会員向け会員誌に「”THE わが青春”のミュージックアルバム」というアンケート結果が載っていたのですが、このアルバムは20代・30代邦楽部門で第2位にランクされていました。ちなみに1位はサザンの「世に万葉の花が咲くなり」でした。
買った当時は、正直違和感のあるアルバムでした。理由はデジ・ロック的な曲がいくつか含まれてたからだと思います。『CROSS ROAD』でミスチルにハマった僕にとっては、ミスチルといえばアコースティック寄りな音色のイメージだったのが、このアルバムでは違う面も出してきたことがその違和感に繋がったのでしょう。
いずれにせよ、彼らのキャリアを語る上では欠かせない1枚です。
Track1~2:Printing~Dance Dance Dance
printinngのように、アルバムの冒頭にSEやインストを持ってくるという手法はこの後のアルバムにいくつか用いられるようになります。
実質的は1曲目の『Dance Dance Dance』は例のギターのイントロが印象的な、ライブでも定番の曲。そして仮タイトルが『ひよこの武道館』ということでも有名な(?)曲でもあります。
冒頭の「クルクルと地球儀を回して」が、回るミラーボールを連想させたりもしますが、歌詞は基本的にダーク系ですね、発売されたのが94年ということで終末思想的な要素も入ってる感じもします。いわば、現代版「ええじゃないか」ってところでしょうか。
Track3:ラヴ コネクション
前曲に続いてのロックテイストな曲。なんか、歌詞見てるとこの2曲で恋愛感変わったの?って感じもしなくはないですね。
「Discovery」ツアーではイントロ部分で田原さんと修ちゃんが掛け合いやってますが、これいいですよね~。僕はこの曲ライブでは聴いていないのでまたやってくれないかな。
Track4:inncennt world
いうまでもなく、ミスチルのブレイクを決定付けた重要な1曲。若いファンの人は記憶にないかもしれませんが、アクエリアスのCMソングでした。印象としては一昨年、『未来』がポカリスエットのCFに使われましたが、あんな感じ。でも、当時はそれ以上にすごいインパクトだったことを覚えています。
キャッチーなメロディやアレンジとはうらはらに、歌詞はかなり難解でギャップがあると思います。僕は到底歌詞の真意を理解できるわけはありませんが、受ける印象を一言でいうしたら、「僕」はどこか全てに受身の感じが漂ってて、そのいいわけをしているような感じがする、といったところでしょうか。
Track5:クラスメイト
前後を超強力なシングル2曲に挟まれて地味な印象が拭えない曲ですが、僕の大好きな曲です。なにがいいって、少し甘く、少し切なさを醸し出すサビのメロディ、これにつきます。
そして、「3時」・「ランチ」、「Birthday」・「選んで」とさりげなく踏まれた韻も心地よい。また転調後の最後のサビ
「明け方の歩道「じゃあね またね」と彼女 走り去る TAXI」
「そして今日も街は動き出す 行き交う人波」
情景が見事に浮かんでくる歌詞、素晴らしいです。
実は、こんなに僕の中では評価が高い曲ですが、最初っから好きだったわけではありません。たぶん4~5年後ぐらい経ってから好きになったと思います。唯一悔やむのは、この曲が演奏された「Q」ツアーに参加していながら、全くこの曲の記憶がないということです(泣)。
Track6:CROSS ROAD
僕がミスチルファンとなるきっかけを作った大切な曲。ずっとライブで聴きたいと思ってましたが、一昨年のドームツアー初日、大阪公演で桜井さんの弾き語りでしたが聴くことができました。今度は是非バンドの演奏で聴いてみたいです。
決して派手さはありませんが、メロディもアレンジもしっかりと地に足がついている感じがあって、とてもバンドとしての誠実さ・真面目さを感じます。歌詞も失恋がモチーフとはなっているものの、タイトルとも相まって決して恋愛だけにとどまらない奥行きを感じさせる歌詞です。僕のいくつかの人生の転機には常にこの曲があって、この曲を聴くとその頃の自分を思い出すことができるような、僕にとっての原点ともいえる1曲です。
Track7:ジェラシー
違和感の原因の一つだと思われる実験的な1曲。メロディやコードはそんなに複雑ってわけでもないと思うけど、打ち込みなんかのアレンジで無理やり壮大に仕上げてる感じがします。ボーカルにも少しエフェクトかけてますよね。ちょっとダークサイドっぽい感じもあります。
歌詞も、むやみに壮大な世界観に思えてしまう。遺伝子から宇宙までですもんね。とはいえ、結局は「Mを追求していくとSとなる」ということなのかな、とか思ってみたり。
Track8:Asia(エイジア)
これも異色作。JEN作曲です。この曲を初めて聴いたときは、なんでアジアなのか?と思いました。アジア進出でも考えているのか?という短絡的発想をしてたこともありました。
曲もアレンジも結構嫌いじゃないんですが、歌詞にはあまり共感できないですね。中期のミスチルらしいといえばらしく、大きなテーマを取り上げて置きながら、結局は愛しき君に矮小化してしまうというか。それだと、どこに大きなテーマを持ち出す意味ってあるの?と僕なんか思ってしまうので。脱線しますが、そういうのが僕がミスチルの社会風刺的な楽曲があまり好きではない理由でもあります。
Track9~10:Rain~雨のち晴れ
Rainは雨の音のSEで、当然『雨のち晴れ』に繋がっています。
『雨のち晴れ』も異色な曲といえばそうかも。イントロから続くギターのカッティングも印象的です。発売当時から結構好きな曲ではありましたが、自分が社会人になってさらに好きになりましたね。今もそうだけど、歌詞の端々に自分にも思い当たるフシがいっぱいあってねぇ。もう若さで乗り切れる年ではなくなったかもしれませんが(苦笑)
一番好きなのは
「もういいや もういいや 疲れ果てちまった そう言って そう言って ここまで来たじゃないか」
というところ。このなんともいえない消極的前向き感。『ALIVE』もそうですが、こういう前向きさ加減が僕はしっくりくるのです。
たぶんライブで聴けることはないと思っていたので、一昨年のap bank fes'05で聴けたことはすごく嬉しかったですね。
Track11:Round About~孤独の肖像~
疾走感あふれるナンバー。全然違うのかもしれないけど、僕の中では『Distance』と情景が被っている曲です。主人公は車を運転してるイメージで、少しやけになってドライブしてるようなそんな感じでしょうか。
この曲は、Aメロに入る直前からのベースラインが好きなんですね。そしてサビの部分のスライドギターも印象的です。そして、間奏の部分。ここは僕は、夜の高速のトンネルをイメージしてしまいます。そしてトンネルから抜けたところで最後のBメロ→サビへと続いていきます。
『Distance』の後日談。そんな感じがしてしまう1曲です。
Track12:Over
アルバム曲ながら、非常に人気の高い曲です。初めて聴いたとき、全然初めて聴いた感じがしなくて、なんでだろうと思ってたのですが、後に仮タイトルが「2ビートでKAN」と知って納得。それ以前に聴いていたKANさんの「まゆみ」を頭の中で引きずっていたようです。
曲に関しては特筆すべきことはありません。メロディ、歌詞、アレンジともう申し分ない曲じゃないでしょうか。イントロのアコギのアルペジオでもうグッときてしまいますね。
『雨のち晴れ』と同じく、ap fes'05で聴けたことが嬉しかった1曲です。
さあ、次はついにアノ作品です。
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