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2007年4月12日 (木)

5th ALBUM 「深海」感想

 久しぶりの全曲感想をどうぞ。

 問題作。
 今みたいに情報が多くはなく、また、自分自身も発売前に情報を集めるということをしてなかったので、単純に「ミスチルの新作だ~」と思って買ってきた当時の僕にはアルバムタイトル、ジャケット、内容と衝撃が大きかったです。正直、ミスチルは頭が狂ったのではないか?と当時は思いました。

 なんやかんやといいながら、当時も拒絶反応はありつつも回数は聴いたアルバムなのですが、今聴くと結構普通に聴けてしまいます。頭が狂ったとも思わないですし、こういう作りのアルバムもアリだなあとは思いますね。ただ、やはり個別にはちょっと・・・という曲もあるのもまた事実です。

 大きく評価の分かれる作品ではありますが、ミスチルを語る上でもファンとしても避けることのできない作品であることは間違いないと思います。

Track1~2:『Dive~シーラカンス』

 Diveのブクブク水に飛び込む音から、アコギの響きが印象的なイントロへ。昔はそんなに好きな曲じゃなかったけど、今は結構好きです。どちらかというと歌詞よりも曲が好きですね。エレキギターがガーンと前に出てるとことかね。ライブだと、最後のアウトロのギターがかっこいいです。ただし、修ちゃんが弾いてるけど。
 
 
Track3:『手紙』

 あんまり好きじゃないです。明確な理由はありませんが。ただ、アルバム全体からみると、『シーラカンス』からの流れ、そして次の『ありふれたLove Story~男女問題はいつも面倒だ~ への繋がりは秀逸。アルバムを一つの曲とするならば、この曲は「非常に出来のよいBメロ」なのかもしれません。
 

Track4:『ありふれたLove Story
~男女問題はいつも面倒だ~
 

 
前奏がない曲。でも1回目のAメロが前奏代わりになっているかんじです。そして、このAメロのマンドリンの音がすごく印象的です。
 内容はタイトルそのまんまにいかにもありそうな恋物語をメロディに載せているわけなんですが、最後のサビが面白いです。

 「「愛は消えたりしない 愛に勝るもんはない」なんて流行歌の戦略か?」
 「「明日へ向かえ」なんていい気なもんだ」


 
前者は、なんか過去の自分たちのラブソングを皮肉ってるようにも思えるし、後者にいたってはそういっておきながら最後で

 「未来へと進め」

 
ですからね。言ってることおなじやん、と突っ込みたくなるような(笑)


Track.5:『Mirror』


 深海に差し込んだ一筋の光のような曲(現実にはありえないけど)。この曲があるおかげでこのアルバムが何か決定的なものにならずにすんだような気が当時はしました。
 ベスト版に収録されたのも納得。ラストの鏡のくだりがいいですよね~。
 僕がギターをはじめる潜在的な動機となった曲のひとつでもあります。 
 

Track6~7:『Making Songs~名もなき詩』

 ミスチルの代表曲といっても過言ではない曲。僕の中ではなかなか好きな曲上位には位置づけられないのですが、嫌いなわけじゃありません。

 歌詞でいえば、

 知らぬ間に築いてた 自分らしさの檻の中で もがいてるなら僕だってそうなんだ」

 のとことか、好きですしね。
 あと、この曲は大サビ(Cメロ)がいいです。この部分がないと、長いわりには・・・っていう曲になったかなあと思ったりします。


Track8:『So Let's Get Truth』


 あまり、聴きません。長渕剛をパロっているだったら、許容範囲ですが、本気で「社会派ミスチル」として作ったんだったら、僕は受け入れられないと思っていた曲です。アコギの練習曲としては手ごろかも。
.

Track9~10:『臨時ニュース~マシンガンをぶっ放せ』


 もちろん臨時ニュースは冒頭の

 「あのニュースキャスターが人類を代弁してしゃべる」

への伏線ですね。微妙な曲です。一応シングル曲でありながら、ベスト版に入っていない事実がこの曲のポジションを物語っています。「あのニュースキャスター」は久米宏のことなんでしょうが、今となっては古舘伊知郎の方が2つの意味でぴったりくるのかも(彼の言葉には心がないと思いませんか?)
 どこまで本気で社会批判したかったのかは分かりませんが、いろんな問題を指摘するだけ指摘して、言いっぱなしみたいな感じが当時から違和感を感じてた理由だと思います。  それだったら、最初っからどこか割り切り感のあるeverybody goes-秩序のない現代にドロップキック-の方が僕は好みです。
 

Track11:『ゆりかごのある丘から』


 僕は、心が歪んでいるので「ファンだからすべての曲が好き」なんて考えができません。従って、当然好きな曲もあれば、そうでもない曲もあるんですが、はっきり言うとこの曲は嫌いと言っても過言ではありません。90%ぐらいはスルーする曲です。なんか、何で戦場なのか?が僕には理解できないので。ホントの戦場じゃなくて、何かの比喩かもしれないことは理解できますが、僕には全くリアリティが感じられないんですよね。


Track12:『虜』

 
 なんかストーカーみたいな内容のハードな曲ですが、これが以外に好きです。歌詞はともかく、こういうロックな曲調、特にAメロからBメロにかけての絞り上げるようなギターのフレーズがもう大好きです。
 

Track13:『花 -Memento-Mori-』


 好きな曲です。でも副題の「-Memento-Mori-」は好きじゃないです。PVの影響かもしれませんが、冬の乾いた空気が似合う曲だと思います。どこか後の『ALIVE』と共通する世界観が、僕ごのみな曲。
 実は、最近まで知らなかったのですが、

 「風を集めて空に放つよ」

のところって深呼吸のことを言ってるらしいですね~。そうだとすると、素晴らしい表現です。脱帽します。冬だと白い息が出るからなおさらいい光景かも。
  別バージョンも好きです。



Track14:『深海』


 昔は好きじゃなかったんですが、今はかなり好きな曲。なんてったってラストに田原さんのなが~いギターソロがありますから。それだけでも、十分好きな理由になりえます(笑)
 そしてそのギターソロの直前の

  「連れてってくれないか 連れ戻してくれないか 僕を 僕も」

 の部分もグッときます。

 このアルバムのラストを締めくくるにふさわしい1曲ですね。

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やっぱミスチルいいわぁ(≧▽≦)#63890;いきなりですけど(笑)ミスチルは『LOVE』の頃からのお気に入りだけど、新曲『フェイク』にハマってます。しばらく車に乗る機会がなかったから聴いてなかったけど、やっぱいいっすねぇ#63899;まぁた好き勝手に曲作ったのかって感じだけど、それがいいっ!確かにどんな曲でも聴き倒せば飽きは来るんだけど、久しぶりに聴くと『やっぱいいじゃん』てな感じ。私にとってのミスチルもそんな感じです。勉強でいう復習みたいな(ちょっと違...... [続きを読む]

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